部材一括変更:(11250001)

作成した物件で、初めてメインメニューの(外皮性能計算)をクリックした場合は、自動的に部材一括変更の画面が開きます。2回目以降は、ツールバーの(部材一括変更)をクリックすると部材一括変更の画面が開きます。「ツール」→「部材一括変更」からも選択できます。

部材設定仕様テンプレート一覧からテンプレートを選択して、外皮性能計算に必要な設定を行い、一括変更をクリックします。

画面下にある「地域区分」などのボタンをクリックして各設定の確認と変更を行うことが可能です。

 設定画面の切り替え

「地域区分」などのボタンの他、矢印ボタンでも、順番に設定画面が切り替わります。

更新機能

プラン図、屋根伏図を変更した場合、それまでに外皮性能計算で設定した情報は保持され、変更された箇所のみ更新されます。

部材種類ごとの一括変更

ツールバーの各アイコンをクリックすることにより、部材種類ごとの一括変更が可能です。「ツール」メニューからも選択できます。

仕様の選択

一覧表から対象のテンプレートを選択します。

システムの初期仕様、地域別ZEH基準適合仕様例以外に、独自の設定を仕様として保存し、他物件でも選択することができます。

緑色で表示されたテンプレートは、地域別ZEH基準適合仕様例です。地域仕様、外皮基準、断熱材種類から表示を絞り込むことができます。
部材設定仕様には、地域区分、断熱材位置①、②、③、断熱仕様①、②、横架材高さ、庇の設定が保存されています。

テンプレートの設定内容の確認と変更

「仕様の選択」ボタンの横に並んでいる「地域区分」などのボタンをクリックし画面を切り替えて設定内容の確認や変更を行います。

テンプレートの削除

「仕様登録」で追加したテンプレートのみ削除ができます。

追加したテンプレート名は黒色で表示されています。

地域別ZEH基準適合仕様例:テンプレート

「使用する」にチェックを入れると、一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会が発行する「ZEHのつくり方」に掲載のZEH基準に適合している仕様で用意したテンプレートが一覧に表示されます。地域仕様、外皮基準、断熱材種類から一覧表示を絞り込むことができます。

地域別ZEH基準適合仕様例と計算仕様

地域別ZEH基準適合仕様例は、ZEHのつくり方2019年度版の「計算設定条件」、「外皮の性能と仕様例」を採用しています。計算仕様「令和3年4月1日以降の仕様」を選択している場合、地域別ZEH基準適合仕様例は令和3年4月1日施行の改正建築物省エネ法に適合しないため現在ご利用いただけません。

地域区分

1~8の地域区分を選択します。直接数字を選択する方法と、地域(都道府県と市町村)を選択する方法があります。

断熱材位置①

勾配屋根の断熱方法を選択します。

「屋根断熱(勾配天井)」、「屋根断熱(水平天井)」、「天井断熱」、「桁上断熱」のイメージ画像ボタンをクリックし選択します。また、イメージ画像ボタンを選択すると、断熱方法に合わせた屋根基準から断熱材や天井仕上げまでの距離の位置を示した画像が表示されます。

断熱方法に合わせた屋根基準から断熱材や天井仕上げまでの距離を数字で入力します。

「屋根断熱(勾配天井)」

計算モードが「通常モード」の場合に選択できます。

断熱材位置②

陸屋根・屋上バルコニーの断熱方法を選択します。

それぞれの「屋根断熱」、「天井断熱」のイメージ画像ボタンをクリックし選択します。屋根断熱の場合は、軒基準から断熱材までの距離を設定します。

断熱材位置③

基礎・床の断熱方法を選択します。「基礎断熱」、「床断熱」のイメージ画像ボタンをクリックし選択します。
オーバーハング床は、「基準からの離れ」を数字で入力します。

断熱仕様①

「屋根/天井」、「床」、「基礎」、「外壁」の断熱仕様を設定します。

各場所の断熱仕様はプルダウンリストから選択します。リストにない断熱仕様は外皮仕様設定ツールで追加ができます。

基礎評価方法

「基礎評価方法」ボタンをクリックすると、基礎評価方法を選択する画面が開き、以下の3つから選択します。基礎評価方法によって、基礎の断念仕様の設定項目が変わります。

  • 「令和3年3月31日以前の方法」
  • 「基礎形状によらずに使うことができる値を採用する方法」
  • 「Webプログラムを用いる方法」
 
断熱仕様②

開口部の断熱仕様を設定します。リストにない断熱仕様は外皮仕様設定ツールで追加ができます。

【A】建具とガラスの組み合わせによる設定

■窓

設定画面右側にある「窓(建物の窓すべて、同じ開口仕様を設定する)」ボタン、「窓(建物のそれぞれの面について、異なる開口仕様を設定する)」ボタンのどちらかをクリックし選択します。

 

庇の情報を設定します。

横架材高さ

横架材高さを設定します。

 計算モード

計算モードが「通常モード」の場合に設定します。

基準高さ

基準高さを設定します。

 計算モード

計算モードが「簡単モード」の場合に設定します。

真北方向

真北方向を設定します。方位磁針をマウスでドラック、もしくは角度を数字で入力します。

仕様登録

「仕様登録」ボタンをクリックして部材設定テンプレートを新規に追加登録します。地域区分、断熱材位置①、②、③、断熱仕様①、②、横架材高さ、庇の設定を独自のテンプレート名で保存できます。