色定義テーブルと部材色テーブルの関係:(10020137)

色定義テーブルは、1つの色ごとに、色・透明度・反射・マッピング(模様)等を定義したものです。マスタファイルと編集ファイルは別々になっていますが、色定義テーブルは、システム上は1つしか存在しないとお考えください。3D色定義では、1つの色定義テーブルの中の既存の色を変更したり、色を追加したりします。

部材色テーブルは、壁・建具・屋根・部品等を3次元化したときの各パーツの名称に、色定義を関連付けたものです。関連付けが異なると、全く違う印象のレンダリングができます。部材色テーブルは、複数用意してあり、「設定(S)」の「部材色テーブル(T)…」でテーブルを変更することができます。

部材色テーブルの記述例

3次元化したときの

パーツの名称 =  色定義

  幅木     = 木

  基礎     = コンクリート(灰)

  長押     = 木

  鴨居     = 木

  幕板     = 金属建具

  内壁     = 内壁

  外壁     = 外装レンガ(薄焦茶)

  1階外壁   = 外装レンガ(薄焦茶)

  2階外壁   = 外装レンガ(薄焦茶)

  3階外壁   = 外装レンガ(薄焦茶)

  中2階外壁 = 外装レンガ(薄焦茶)

  中3階外壁 = 外装レンガ(薄焦茶)

  外壁腰    = 外装レンガ(外装タイル灰)

*実際の記述では、パーツ名称=色定義の間にスペースはありません。

パーツのグループ分け

部材色テーブルの中のパーツは、「外壁」「屋根」「サッシ」「内部」「外構」の5つのグループに分けて管理されています。グループ分けした定義の組み合わせも自由にできますので、色の変更が簡単にできます。

部材色テーブルの編集は、部材色テーブルのダイアログ上の「編集(E)…」をクリックすると実行できます。