基準高・勾配・軒先厚・屋根厚:(10060054)
基準高・勾配・厚み
「GL基準」「軒基準」のいずれかに屋根の高さを入力します。
GL基準は、GLからの屋根の高さを入力します。
軒基準は、(物件概要)の「建物高さ」や(高さ設定)の「階基準高さ」で設定した軒高を基準に、プラス・マイナスで屋根の高さを入力します。軒高と同じ場合は0、ポーチ屋根のように軒高よりも低くする場合は、マイナス値を入力します。
「GL基準」と「軒基準」は連動しており、たとえば、下図のようにGL基準に入力した高さが『物件概要』や『高さ設定』で設定した軒高よりも500mm高い場合は「500」が軒基準に自動入力されます。
勾配には、水平距離を「100」とした場合の屋根の勾配を入力します。たとえば4寸勾配の場合は「40」と入力します。
軒先厚には鼻隠しの厚みを入力します。
屋根厚にはA:仕上厚、B:野地板厚、C:他下地厚合計(詳細設定にて設定)、D:垂木高さの合計が自動入力されます。
設定値の許容範囲
GL基準 … -200000 ~ 200000 仕上厚 … 1 ~ 1000
軒基準 … -10000 ~ 10000 野地板厚 … 0 ~ 1000
勾配 … 0 ~ 999.9999 他下地厚合計 … 0 ~ 1000
軒先厚 … 1 ~ 1000 垂木高さ … 1 ~ 1000
屋根厚 … 1 ~ 1000
*屋根厚(A+B+C+D)が1~1000の範囲内になるように設定します。
高さ参照の値を基準にもできる
「GL基準」と「軒基準」は、(高さ参照)で記憶した値より選択することもできます。
それぞれのコンボボックスのをクリックすると、記憶した値が表示されます。
ただし、屋根伏図終了時に記憶した値はクリアされます。