計算条件(令和3年4月1日以降の仕様)

開口部(窓)の日射熱取得量の計算に必要な取得日射量補正係数の計算方法を設定します。「庇有り」「庇なし」「トップライト」の場合のそれぞれに計算方法を選択します。

個々の開口部の設定について

部材設定一覧の「取得日射量補正係数の計算方法」欄をクリックすると選択変更することができます。

庇有り

庇相当物の位置、出寸法を考慮して取得日射量補正係数を計算します。

庇有りと設定された窓は、以下のいずれか指定した方法で取得日射量補正係数を計算します。

  • 定数を用いる方法
  • 簡易的に算出する方法
  • 日除けの効果係数と斜入射特性を用いる方法
庇無し・トップライト

庇無しと設定された窓またはトップライトは、以下のいずれか指定した方法で取得日射量補正係数を計算します。

  • 定数を用いる方法
  • 日除けの効果係数と斜入射特性を用いる方法(ただし日除けの効果係数は1.0とする)
日除け効果係数の算出方法を選択した場合
庇欄が「有り」の場合

部材設定一覧の庇欄が「有り」の場合に、日除け効果係数欄が入力可能になります。

外部サイト:日よけ効果係数算出ツールを利用して算出し、外皮性能計算の部材設定一覧の日除け効果係数欄に転記してください。

庇欄が「無し」の場合

部材設定一覧の庇欄が「無し」の場合は、日除け効果係数欄に「1」が設定されます。