3D建物配置:(10000023)

「3 次元データ(3DD データ)」を配置します。A’s では、ひとつのプラン(平面)に複数の建物を同時に作図・入力して連棟パースを作成することはできません。それぞれの建物を別々のプランで入力し、それぞれに3Dパースで「3 次元データ(3DD データ)」として保存し、外構図で「3 次元データ(3DD データ)」を読み込み配置することで、連棟パースを作成することができます。

他物件の建物を配置する
  1. (建物配置)→(3D建物配置)とクリック
    *「配置(D)」→「建物配置(B)」→「3D建物配置(T)…」と選択してもかまいません。
    *ダイアログが表示されます。
  2. 物件一覧から対象の物件を選択し、「OK」をクリック
    *複数の「3 次元データ(3DD データ)」がある場合は対象の「3 次元データ(3DD データ)」も選択
    *ダイアログが表示されます。
  3. 配置基準、配置方法を選択し、「OK」をクリック
  4. 配置位置を指示
    *外郭のみが表示されます
「3 次元データ(3DD データ)」の用意

他の物件を配置するには、3次元データ(*.3DDファイル)が登録されている必要があります。3次元変換データ(*.3DDファイル)を登録するには、作成した物件を3Dパースで3次元化し「データの保存(S)…」で3次元データを登録すると、3D建物配置として外構図で配置することができます。

作成条件の「敷地」の他物件建物変換

他物件を配置した場合は、パース関連の変換条件の「敷地」タブにある「他物件建物変換」にチェックを入れてください。「設定」により、他物件のデータの中で変換する部材を設定することもできます。外構関連データのほか、内部部材の設定も可能です。

配置基準によって外構の有無が決まる

「建物基準で配置する」および「屋根基準で配置する」で配置すると3D建物の外構は対象外になり、建物のみ対象になります。パースで3D建物の外構を表現させたい場合は「敷地基準で配置する」を選択してください。

勾配のある敷地に配置した場合の高さ

3次元データの基礎外郭の位置で最も低い位置を、基礎の下端とします。敷地の無い所に配置されると、高さゼロ(GL)の面上に3次元化されます。