軒樋設定
屋根伏図で配置する軒樋を、採光チェックと斜線チェックの計算に反映させることができます。
「設定(S)」→「軒樋設定(N)…」では、反映の有無と軒樋の出幅および樋下がり寸法を設定できます。
◆採光チェック
採光補正係数の算定において屋根が計測の対象となる場合に、
「D」(水平距離)の初期値を、軒樋の出幅を考慮した値とします。
「H」(垂直距離)の初期値を、樋の下がりを考慮した値とします。
◆斜線制限
軒先詳細の「B:軒の出」の初期値を、軒樋の出幅を加えた値とします。
軒先詳細の「E:樋下がり寸法」の初期値を、樋下がりの値とします。
斜線詳細の「C:付加寸法」の初期値を、軒樋の出幅と真北方向や境界線との角度を考慮した値とします。
軒樋設定で「使用する」を選択していても、測定箇所に軒樋が配置されていない場合は計算に反映しません。