外部環境
作成中の物件で、初めてメインメニューまたはクイックメニューの(建もの燃費ナビ)をクリックし起動すると、下のような外部環境の入力画面が表示されます。
重要事項の画面が表示された場合は、内容を確認後「閉じる」をクリックすると、外部環境の入力画面が表示されます。
設定後、ツールバーの (外部環境)をクリックしていつでも編集できます。
各項目の枠をクリックすると、画面下に解説が表示されますので、入力時の参考にしてください。
気象データ
気象データの種類、地域、地点を順に選択します。
気象データの種類には、「拡張アメダス」と「PH認定用」の2種類が用意されています。パッシブハウス認定を受ける際は「PH認定用」を選択してください。
「表示…」をクリックすると、選択した地点の気象データの詳細を確認できます。
観測地点、暖房度時、冷房度時、平均外気温は、気象データをもとに自動表示されます。種類でPH認定用を選択した場合は、平均外気温のみ表示されます。
地域区分と建築地標高は、自動表示されますが、自由に変更できます。建築地標高は、計算結果に影響します。
土壌
土壌の熱伝導率、熱容量を入力します。
初期値として、熱伝導率λ 2.1、熱容量ρc 2.0が自動入力されます。
各土壌タイプの熱伝導率と定積比熱容量
土壌タイプ | 熱伝導率λ[W/(mK)] | 熱容量ρc[MJ/m3K] |
---|---|---|
シルト/粘土 | 1.5 | 3 |
泥炭 | 0.4 | 3 |
乾いた砂/砂利 | 1.5 | 1.5 |
湿った砂/砂利、湿った粘土 | 2 | 2 |
飽和粘土 | 3 | 3 |
岩石 | 3.5 | 2 |
※初期値 | 2.1 | 2.0 |
真北方向
建物における真北方向を指定します。
方位針をマウス操作のドラッグで目的の位置に移動させます。赤色の針が真北を指します。
方位磁針の下の枠に、数値(0~359)を入力して方向を指定しても構いません。