光源の個別設定:(10020030)

照明部品の光源の消灯/点灯の切り替え、光源種類の変更、さらに、光の強さや色などの変更を、光源ごとに設定できます。

太陽光、環境光、視点光は、この機能の設定対象外です。

例えば、「スポット光(白)」という同じ光源種類を持つ照明部品が複数ある場合に、それぞれ異なる強さや色に変更できます。いくつかだけを消灯させることもできます。

設定対象の光源を選択する方法は2つあります。

ワイヤーフレーム表示窓で照明部品をピックする方法と、「設定(S)」の「光源一覧(A)…」メニューで選択する方法です。

光源個別の変更属性はデータ保存されない

「データの保存」をおこなった場合、照明部品の光源名称は保存されますが、属性変更のダイアログで変更した内容は保存されません。保存するには、「色定義ツール」または「色・光定義メニュー」で名前を変えて光源を追加登録します。その新しい光源名称を光源オブジェクトに設定してから、「データ保存」をおこなってください。

部材の非表示により、光源は消灯されない

面の表示・非表示と光源の点灯・消灯は独立して設定する仕様になっていますので、部材を非表示にしても、光源は消灯されません。光源の消灯・点灯は上述の機能を使って切り替えてください。

スポット光源について

スポット光源の向きは変更できません。点光源からスポット光源に種類変更すると、スポット光源の向きは地面の方向になります。
なお、3次元部品作成の画面では、光源の向きの確認、変更ができます。

光源の個別単位とは

照明部品に組み込まれた光源は、3次元部品作成画面に部品を読み込むと確認できます。1つの照明部品には、複数の光源が組み込まれている場合があります。例えば、照明部品「シャンデリア」には4つの「電球(白弱)」光源が含まれています。