三方パラペット

パラペットの形状と、屋根の勾配、軒の出等を設定して、三方パラペット屋根(片流れ屋根と外周のパラペットの組み合わせ)を一括で配置します。

 
  1. ツールバーのimage602_24.png(パラペット)をクリックし、続けて部材種類の(三方パラペット)をクリック
    *「配置(D)」の「パラペット(T)」⇒「三方パラペット(S)…」を選択しても同様です。ダイアログが表示されます。
  2. 名称(パターン)、パラペット高さ、軒基準高、(屋根の)勾配、軒の出、ケラバを指定
    ・名称(パターン) … パラペットの形状パターンをリストより選択
    ※形状パターンをユーザー定義で追加登録できます(パラペット追加登録
    ・パラペット高さ … 屋根基準高からパラペットの上端までの「H」の高さ
    ・軒基準(屋根基準高) … 配置階の軒高からパラペットの下端までの高さ(マイナス値も設定可能)
    ・手摺 … 手摺タイプをリストより選択(パターンによっては手摺はつきません。)
    ・勾配 … 内側の片流れ屋根の勾配
    ・軒の出 … 内側の片流れ屋根の軒の出
    ・ケラバ … 内側の片流れ屋根のケラバの出
    ※屋根面の属性、軒先厚などの設定は(面設定)で記憶している内容を利用します
  3. 「OK」をクリック
  4. 三方パラペットを配置する範囲を多角で指示
    *屋根範囲は起点を選択、またはダブルクリックで閉じます。
  5. 続けて、片流れ屋根の基準点と流れ方向を指示
    *「面設定」と同様に、高さの基準となる位置(矢印の先端)をクリックし、流れ方向(矢印の向き)を合わせてクリックします。
  6. 最後に、パラペットがある位置を連続配置で指示
    *外周部のうちパラペットがある位置を、起点-中点-・・・-終点と順にクリックし、最後に建物外側でダブルクリックします。
    *指示した条件に合わせて、三方パラペットが一括で配置されます。
屋根自動配置による三方パラペット

片流れ屋根の流れ方向(東西南北)を指示して、建物形状によりパラペットの位置を自動判断して配置する「三方パラペット屋根の自動配置」を行う方法もあります。
比較的単純な形状であれば、そちらの方がより簡単に三方パラペット屋根を配置できます。

 
  1. ツールバーの(屋根自動配置)をクリック
    *ダイアログが表示されます。
  2. 「三方」から、屋根の方向を選択
    *仮想の屋根形状が表示されます。
  3. 「自動作成」をクリック
    *屋根が配置されます。
 

屋根自動配置の作成条件などの詳細は「屋根自動作成」のヘルプをご覧ください。

 

屋根自動配置