外皮性能計算の概要:(11250010)

プラン図、屋根伏図、高さ設定で入力済みのデータを利用し、設計した建物の外皮性能を計算します。建物全体や各部位の断熱仕様を設定することで、UA値、ηAC値、ηAH値等の計算を行うことができ、基準をクリアしているか、リアルタイムに判定を行います。

外皮性能計算は、省エネ基準における「屋根・外壁・窓などの断熱の性能に関する基準」をクリアするために有効です。

 
判定内容

UA値は、住宅の内部から外部へ逃げる熱量を、外皮全体で平均した値です。
ηAC値は、夏季(冷房期)に入射する日射量に対する室内に侵入する日射量の割合を、外皮全体で平均した値です。
ηAH値は、冬季(暖房期)に入射する日射量に対する室内に侵入する日射量の割合を、外皮全体で平均した値です。

外皮性能判定

UA値  : 外皮平均熱貫流率

ηAC値 : 冷房期の平均日射熱取得率

ηAH値 : 暖房期の平均日射熱取得率

外皮性能計算から一次エネルギー消費量計算ウェブプログラムに連携する情報

UA値、ηAC値、ηAH値、外皮面積、地域区分、年間日射量地域区分、居室等の分類による床面積

計算方法の仕様について

外皮性能計算は、「令和3年4月1日以降の仕様」(令和3年4月1日施行の「改正建築物省エネ法」に準拠した計算方法)、「令和3年3月31日以前の仕様」(これまでの計算方法)の両方に対応していますが、申請等には「令和3年4月1日以降の仕様」をご利用ください。

 

「令和3年3月31日以前の仕様」で計算する旨のメッセージが表示された場合は、「設定」メニューより「令和3年4月1日以降の仕様に変更」を実行してください。
どちらの仕様で動作しているかは、画面上部のタイトルバーで確認できます。
計算方法の仕様を変更すると、元の仕様で設定した外皮仕様や条件を初期化し、計算内容がリセットされます。