積雪量:(11110038)

告示1455号による垂直積雪量を選択します。

チェック方法で「<建築基準法>令86、87、89条を考慮する」場合の「屋根の積載荷重」及び、「<性能表示>考慮する」場合の「地震に対する必要壁量」に影響しますので、建設地が多雪地域に該当する場合は設定してください。
10cm刻みで積雪量を設定することができます。

垂直積雪量とは?

垂直積雪量は、その地域で想定される最大の積雪の高さです。この高さを使って積雪荷重(雪の重さ)を計算し、地震や強風がある場合にも建物が安全であるように設計します。地域ごとに積雪量の目安が決められており、例えば雪が多い地域ほど大きな垂直積雪量を設定することになります。

地震荷重に与える影響

告示1455号では、積雪荷重をそのまま全て地震荷重に加えるのではなく、積雪量に応じた「低減係数」を使って、一部だけ地震荷重に反映する方法が示されています。これにより、積雪量が多くても、合理的な耐震設計が可能となるよう配慮されています。