ファイナルギャザーは、光の反射を計算に含めることで自然に近い表現ができるレンダリング方式です。
レンダリングモードの（ファイナルギャザー）をクリック、またはメニューバーの「レンダリング」から「ファイナルギャザー」を選択すると、ファイナルギャザー設定ダイアログが表示されます。

ファイナルギャザー設定後「レンダリング」をクリックすると、メッセージが表示されますので、内容をご確認の上、「実行」をクリックしてください。
レンダリングが実行されます。

レンダリング中は、画面上に進捗状況を示すプログレスバーが表示されます。
ファイナルギャザーレンダリングは、CPUのスペックによって所要時間が大きく変わります。
レンダリング中に[Esc]キーを押す、または右クリックすると、キャンセルすることができます。

ファイナルギャザーレンダリング設定を行うことができます。

サイズと品質を設定後、「レンダリング」ボタンをクリックすると、レンダリング画像を作成します。

　

サイズ	E-mail：レンダリングサイズ（1280×720） 表示窓：3Dパースの設定＞表示窓サイズの値 A4：レンダリングサイズ（1766×1252） A3：レンダリングサイズ（1920×1361）
品質	ドラフト：60％サイズで保存 高品質：100％サイズ、高い品質 最高品質：100％サイズ、さらにRadiosity計算を施した品質

「詳細設定」ボタンで、以下の項目を設定できます。 
 

外観モード（建物外側に視点がある時）

内観モード（建物内側に視点がある時）

明るさ	内観の場合はシーン全体の明るさ 初期値：０（－５～+５）
コントラスト	明るい部分・暗い部分の明暗の差（明暗比） 初期値：０（－５～+５）
彩度	色の鮮やかさ 初期値：０（－５～+５）
床材からの影響	床材の色がレンダリング結果に及ぼす度合い 初期値：０（－５～+５）
ラジオシティ計算範囲	なし：ラジオシティ計算を施さない 部屋：部屋及び吹き抜けや全開口で繋がっている部屋に対し、ラジオティ計算を施す（初期値） 建物全体：建物全体に対し、ラジオティ計算を施す（屋根、外構は除外）
窓光	ON：内側の窓に面光源を自動設定を施す OFF：処理なし
鏡面反射	ON：反射属性のあるマテリアルに対し、詳細計算を施す OFF：処理なし

「初期化」ボタンで、設定を初期化できます。