開口設定(令和3年4月1日以降の仕様)
建具仕様、ガラス仕様での設定を組み合わせて開口部の熱貫流率の設定を行います。
ここでは「令和3年4月1日以降の仕様」の開口設定について説明しています。
「令和3年3月31日以前の仕様」の開口設定についてはこちら
外皮性能計算に標準登録されている「開口仕様」について知りたい(PDF)
開口仕様一覧は、登録分類に分かれて表示されています。画面上のコンボボックスで切り替えて、開口仕様の編集を行います。
開口設定には、以下の6つの登録分類があります。
分 類 | 記号 |
(システム定義)建具とガラスの組み合わせによる設定(大部分がガラスで構成されている窓等) | SW |
(システム定義)建具とガラスの組み合わせによる設定(大部分がガラスで構成されていないドア等) | SD |
(ユーザー定義)試験値・計算値による設定(大部分がガラスで構成されている窓等) | TW |
(ユーザー定義)試験値・計算値による設定(大部分がガラスで構成されていないドア等) | TD |
ユーザー定義(大部分がガラスで構成されている窓等) | UW |
ユーザー定義(大部分がガラスで構成されていないドア等) | UD |
(システム定義)から始まる分類に設定されている開口仕様は編集、削除ができません。
使用欄をクリックすることで、○と空欄が切り替わります。○が付いている開口仕様名を、外皮性能計算の仕様を選択するリストに表示します。
開口仕様Noは、「記号+数字」からなり、記号は登録分類によって決まっています。数字は自動的に連番の数字が入りますが、開口仕様欄をクリックすると入力状態になり、任意の数字に変更ができます。
記号は、開口仕様Noを登録分類ごとに識別する記号となります。(例:SW001、SW002・・・)
開口仕様名は、任意の文字列を入力します。
「ガラスの設定」の欄をクリックすることで「〇」と空欄が切り替わります。「〇」を付けるとガラス仕様が有効になり、ガラス仕様欄の設定が行えます。
「ガラス仕様」は対象の欄をダブルクリックすると、ガラス仕様選択画面が表示されますので、ガラス仕様を選択します。
任意の値を入力します。単位は、「W/㎡K」です。
ガラス仕様に付随した、各日射熱取得率、枚数の値が表示されます。
- 追加する開口仕様の分類を選択
- 「追加」ボタンをクリック
*「開口仕様No」欄に数字が表示されます。 - 開口仕様Noを変更する場合は数字を入力
*ダイアログを閉じて確定すると、開口仕様Noを変更することはできません。 - 「開口仕様名」欄をクリックし、開口仕様名を入力
- 「ガラスの設定」欄をクリックして、ガラスを設定する場合は○、ガラスを設定しない場合は空欄にする
- 「ガラスの設定」欄を○とした場合、「ガラス仕様」欄をダブルクリックして、ガラス仕様ダイアログを開き、ガラス仕様を選択して「OK」をクリック
*選択したガラス仕様名が表示され「日射熱取得率」と「枚数」欄に値が表示されます。 - 「熱貫流率」欄をクリックし、熱貫流率を入力
削除したい行を選択し、「削除」ボタンをクリックします。
メッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
複写したい行を選択し、「複写」ボタンをクリックします。選択した開口設定の登録分類によって複写先が異なります。
複写元が(システム定義)の場合は、ユーザー定義に追加されます。
複写元が(ユーザー定義)の場合は、(ユーザー定義)に追加されます。
複写元がユーザー定義の場合は、、ユーザー定義に追加されます。
操作は、「ユーザー定義追加方法」の操作3からの操作を参考にします。