建もの燃費 計算結果

phppPHPPから作成した計算結果は、Excel形式で出力されます。
このExcelには、VBAマクロを使用していますが、Excelはセキュリティの都合上、マクロが無効にされた状態で起動します。
自動処理を行うには、セキュリティの警告の「コンテンツの有効化」をクリックしてください。自動処理が実行され、計算結果が表示されます。

マクロ

建もの燃費 計算結果

画面右側のボタン
判定結果の印刷 印刷プレビューが表示されます。「印刷」をクリックし、印刷を行います。
計算条件設定 計算条件を変更できます。
仕様入力仕様入力のStep1基本設定の計算条件で設定した条件が適用されています。
PPPエクスポート PPPファイルを出力します。
上書き保存 作業中のファイルを上書き保存します。
名前を付けて保存 作業中のファイルを別名で保存します。
終了(上書き保存) 作業中をファイルを上書き保存し、終了します。
終了(保存なし) 保存せずに終了します。
結果内容

■建物概要・計算条件

物件名
建築地
仕様入力のStep1建物基本情報の物件名と、都道府県、都市名、地名地番です。
気象データ種類
気象データ
仕様入力のStep1建物基本情報の気象データ種類と、地域と地点から該当した観測地点です。
種類を「PH認定用」を選択した場合は、PHPPの気象データ種類が表示されます。
平均外気温
暖房度時
冷房度時
仕様入力のStep1建物基本情報の気象データの平均外気温、暖房時度、冷房時度です。
竣工年 仕様入力のStep1建物基本情報の竣工年です。
有効床面積 仕様入力のStep1建物基本情報の数量補正の近似Q値・C値用床面積(有効床面積)です。
入居者数 有効床面積をもとに自動で割り出した入居者数です。
1月の室内の推定相対湿度 暖房期の室温設定、生活で発生する水蒸気、冬の換気回数、気圧などを考慮し、加湿器なしの条件で簡易非定常計算により算定しています。

エキスパートモード「冬季の室内相対湿度計算条件」シート

気象データの地域 気象データ種類が「PH認定用」の場合のみ地域を表示します。
エネルギーコンサルタント
省エネ建築診断士ID
仕様入力のStep1建物基本情報のエネルギーコンサルタント、省エネ建築診断士IDです。
計算条件 仕様入力のStep1建物基本情報の計算条件です。
内部発熱量 建物内部の熱負荷で、入居者数や照明などの発熱器具の発熱量をW/㎡で換算し、「標準値」と表示します。
ピーク負荷 冷房、暖房のそれぞれの年間負荷です。
エアコン実効COP エアコンの実際のエネルギー消費効率です。

■グラフ

部位別熱損失 部位別(窓/戸、外壁/基礎、換気、屋根、スラブ、地中)の熱損失の割合が確認でき、どこの部位から熱が逃げているのかひと目でわかります。
年間一次エネルギー消費 内訳 年間一次エネルギー消費量の内訳です。給湯、暖房、冷房(顕熱)、冷房(潜熱)、照明、調理、設備の割合がひと目で確認できます。
建もの燃費 建物の全館を24時間空調、365日設定室温と設定湿度を維持するための一次エネルギー消費量を表示します。住宅が冷暖房・除湿・換気・給湯・照明に要する一次エネルギー消費量を「床1㎡あたり年間○○kWh」と明確に数値化することで、すべての建物を同じ尺度で比較できます。

棒グラフのMAX は、初期値は200kWh/㎡となっています。
計算結果の右上に隠れているセルがありますので、数値を入力して再計算してください。
最大値500kWh/ ㎡まで入力可能です。

■外皮性能・気密性能

Q値・Ua値 H28省エネルギー基準のUA 値の参考値(近似計算の値)です。

参考値は目安でありそのまま申請に使える数値ではありません。

C値 仕様入力のStep7換気の換気に関する情報のC値です。
暖房期の窓の熱収支 年間の日射取得量、熱損失量の合計です。
窓平均Uw値 窓全体の熱貫流率です。仕様入力のStep4窓の入力値から算出しています。
PASSIVE性能 年間暖房と冷房の需要をそれぞれ床面積1 ㎡当たりで算出した値です。
日本で一般的な建物全体の年間のGJの値も表示しています。
気密性能 住宅内を50Pa(パスカル)の加圧状態にして1時間に室内の空気の量が何回分、外に出ていくかを示す数値です。仕様入力のStep7換気の気密性の値です。

■省エネ性能

再生可能エネルギー等の自家発電 太陽光発電やコージェネレーションによる自家発電したエネルギー量の合計です。仕様入力のStep9一次エネルギー消費の給湯設備や太陽光発電の利用の入力値から算出しています。
太陽熱温水器の給湯負荷削減量 太陽熱温水器を活用した時の給湯エネルギーの削減量です。仕様入力のStep9一次エネルギー消費の給湯設備の入力値から算出しています。
貢献度は、「(太陽熱温水によるカバー)/((地域区分の標準給湯負荷)×(標準世帯を基準とする比率))」から算出しています。
換気設備の実効熱交換率 配管の熱損失も考慮した実効の熱交換率です。

■建もの燃費

総一次エネルギー消費 建物の全館を24 時間空調、365 日設定室温と設定湿度を維持するための一次エネルギー消費量を床面積1㎡あたりで算出した値です。
日本で一般的な建物全体の年間のGJの値も表示しています。
総一次エネルギー消費 <自家発電考慮> 自家発電を考慮した総一次エネルギー消費量です。