境界入力－屋根境界
境界入力の勾配屋根の断熱パターンと境界を設定する画面です。
陸屋根、屋上バルコニーの屋根境界は屋上水平断熱部をもとに設定します。
設定後、「次へ(N)＞」ボタンをクリックし、窓境界の設定画面で「OK」ボタンをクリックします。必要に応じて各部材の設定画面でも設定を行います。
勾配屋根
勾配屋根の場合、「屋根断熱（勾配天井）」、「屋根断熱（水平天井）」、「天井断熱（水平天井）」のいずれか近い断熱パターンを選択します。選択中のパターンには、水色の枠が表示されます。選択した各パターンに応じて、必要な寸法を入力してください。異なる断熱パターンを含む場合、一括設定後、
（部材一覧）で屋根を個別に変更してください。
屋根基準面とは
壁芯と軒高の交点から屋根勾配なりに引いた線が屋根基準面となります。
断熱パターン
| 屋根断熱（勾配天井） | 「勾配屋根断熱オフセット」と「勾配天井仕上オフセット」の寸法を入力します。 気積の計算に必要な高さは、「勾配天井仕上オフセット」に設定した寸法を採用し、高さ設定の天井高は考慮しません。 |
| 屋根断熱（水平天井） | 「勾配屋根断熱オフセット」の寸法を入力します。 気積の計算に必要な高さは、高さ設定の天井高の寸法を採用します。 |
| 天井断熱（水平天井） | 「屋上水平断熱部」の寸法を入力します。 気積の計算に必要な高さは、高さ設定の天井高の寸法を採用します。 |
入力値
入力値は、各図の矢印の方向をプラス（符号なし）、逆方向をマイナス（「-」符号あり）で入力します。
| 勾配屋根断熱オフセット | 屋根基準面から断熱材の上端（外面）までの寸法を入力します（通気層の手前まで）。屋根伏図で「勾配屋根」を配慮し、「屋根断熱（勾配天井）」または「屋根断熱（水平天井）」を選択している場合に入力できます。 建物の容積の計算に利用します。 |
| 勾配天井仕上オフセット | 屋根基準面から天井の下地までの数値を寸法します。屋根伏図で「勾配屋根」を配慮し、「屋根断熱（勾配天井）」または「屋根断熱（水平天井）」を選択している場合に入力できます。 内法気積の計算に利用します。 |
屋上水平断熱部
陸屋根や屋上バルコニーの場合、屋上水平断熱部オフセットの寸法を入力してください。
入力値は、各図の矢印の方向をプラス（符号なし）、逆方向をマイナス（「-」符号あり）で入力します。
| 断熱オフセット | プラン図で「外部廊下」「バルコニー」、屋根伏図で「陸屋根」を入力している階の断熱材の上端（外面）までの寸法を入力します。「天井断熱（水平天井）」を選択している場合は、屋根伏図で「勾配屋根」を配置した階の入力も必要です。 建物の容積の計算に利用します。 |