Step6 床形状

基礎周りや床下の断熱情報を入力します。
以下4つから該当する床形状を選択します。画面の右側に、選択に応じた入力項目が表示されますので、各項目に数値を入力します。

  • 1.基礎断熱(床下換気口なし) ※地下室なし
  • 2.床断熱(床下換気口あり) ※地下室なし
  • 3.地下室あり(暖房領域に含まれる)
  • 4.地下室あり(暖房領域に含まれない)

Step6床形状

1.基礎断熱(床下換気口なし) ※地下室なし
断熱材位置

基礎断熱にペリメーター断熱がある場合に、断熱位置について「水平」または「垂直」を選択します。
水平は、基礎断熱の幅、断熱材の厚み、熱伝導率を入力します。
垂直は、基礎断熱の深さ、断熱材の厚み、熱伝導率を入力します。

基礎立上り部の周辺に断熱補強がある場合を指します。北海道や東北の一部で実施されるケースです。

2.床断熱(床下換気口あり) ※地下室なし
床下空間の高さ 床下空間の壁の高さを入力します。
床下空間の壁のU値 床下空間の壁の熱貫流率を0~1.00(0%~100%)の値で入力します。
換気口の開口面積合計 基礎パッキンなど床下の有効換気口の総面積を入力します。
周辺建物の密集度

風遮蔽係数を入力します。風遮蔽係数の値は次のとおりです。

  • 密集地域(都心など) 0.2
  • 平均的地域(都市郊外など) 0.05
  • 閑散地域(農村など) 0.10
3.地下室あり(暖房領域に含まれる)
地下の深さ

地表面から地下室の床の下端までの距離を入力します。

地下部分の壁面積は、その周辺と深さから自動計算します。

地下壁のU値 地下室外壁の熱貫流率を0~1.00(0%~100%)の値で入力します。
4.地下室あり(暖房領域に含まれない)
地下室の換気回数 断熱領域に含まれない地下室の1時間あたりの換気回数を入力します。標準値は0.2[回/h]です。
地下室の容積 暖房のない地下室の空気容積(地下室の換気風量)を入力します。地下室の換気による熱損失は、この容積と換気回数から計算されます。
地下室壁の地上立上り部の高さ GLより上の地下室外壁高さを指します。地表面より上にある地下室外壁の面積は、その周長と高さから自動計算されます。
地下の深さ

地表面から地下室の床の下端までの距離を入力します。

地表面より下にある外壁の面積は、この地下の深さと周長から自動計算します。
地面が傾斜している場合は、外壁の面積を周長で除算することでこの高さを算出できます。

地下室壁の地上立上り部のU値 GLより上の外壁の熱貫流率を0~1.00(0%~100%)の値で入力します。
地下壁のU値 GLより下の外壁の熱貫流率を0~1.00(0%~100%)の値で入力します。
地下室床部のU値 GLより下の床の熱貫流率を0~1.00(0%~100%)の値で入力します。